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はじめに
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 新京阪鉄道は戦前に存在した鉄道会社の一つで、現在の阪急京都線の前身にあたります。
 同社の創立は今から約100年前の大正11(1922)年6月。当時、淀川東岸で旅客営業を行っていた京阪電気鉄道が、競合線の出現を防止する目的で淀川西岸への路線敷設を画策。その路線敷設にあたる子会社として設立したことから端を発しています。
 計画当初から、大阪~京都(四条大宮)間を最短距離で結び、将来の高速・大量輸送に耐えうる設備を備えた高規格な路線とすべく建設が進められ、京都での昭和の御大典を目前に控えた、昭和3(1928)年11月までに京阪間をむすぶ路線を完成させました。
 その後、新京阪鉄道は昭和5(1930)年9月に親会社の京阪電気鉄道と合併、その京阪電気鉄道も昭和18(1943)年10月、戦時中の国策により阪神急行電鉄(現:阪急電鉄)と合併し京阪神急行電鉄の一員となります。そして終戦後の昭和24(1949)年12月、現在の京阪電気鉄道の分離に際し、元々新京阪鉄道であった路線は京阪神急行電鉄(現:阪急電鉄)に残留する形となり現在に至っています
 このような複雑な系譜を持つ新京阪鉄道(阪急京都線)は、阪急電鉄・京阪電気鉄道の通史の一部であるにも関わらず、双方の本流ではないからか、その知名度とは裏腹に詳細が語られたことはあまり多くありません。
 このHPでは管理人が所蔵するパンフレットや資料館等に残された史料を用いて、新京阪鉄道の時代を紹介するものです。阪急京都線の基盤が築かれた戦前の姿を垣間見ていただけますと幸いです。

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